2019年6月17日月曜日

クワの実

この辺りにはクワの木が多い。全て過去に養蚕が行われていた事を示す。桑畑は何処を探してもない、過去の畑から鳥がクワの実を運び種まきしたからで今は住宅、上水の敷地、駐車場などなど。娘が小学校の宿題でカイコを観察した時も餌には困らなかった。この時代の養蚕は軍需用品であった落下傘の傘を作るためだったようで、聞くところによると農家は多忙のようであった。その名残が歩くところで見られ実までなっているから、鳥により広まるだろう。

花の数実桜となり椋(むく)騒ぎ       枯沼

5 件のコメント:

三四郎 さんのコメント...

鍬のみ…これが先ず出てきました(爆)

赤とんぼの歌詞で言葉としては知っていましたが、これがそれなんですね。どこかで見た覚えがあるような、ないような…。

印刷、可能でした。

ター さんのコメント...

わが町の名に桑の字が入るほどですから、最盛期には一面が桑畑だったでしょう。大きな紡績工場もあったようです。そのために桑の木はあちらこちらに残っています。生命力の強い木ですよ。種がどこから運ばれてくるかわかりませんが、農業用水路脇に実生の桑の木がよく生えて来ます。

さんのコメント...

三四郎 様

 不要な方は外出するなと叫んでいましたが、用が無くて外出する人ってどんな人、晴れて外出出来るように
なりましたね。
クワの実はこれが熟れてブルーブラックのインキ色になれば食べられるようです。


 ター様
そのようですね、わずかな隙間かあらでも芽が出て伸びています。
最盛期は村中で桑の葉を食べているから、音が聞こえたそうですね。

Unknown さんのコメント...

子供の頃よくたべました。もう養蚕農家はありませんでしたが、やはりあちこちとありました。

さんのコメント...

unknown 様

 そうでしたか、よく口の周りを紫色にしたと聞きますが。
今も点在するクワを回り集めてみるかな。