2018年9月28日金曜日

写真の断捨離

家人が子供たちに我々の生活した跡をなるべく残さないようにとうるさく言う。私の若い頃の写真なんて子供たちは見たいとも思わないから始末しろと具体的に言い出した。言われてみれば両親や祖父母の写真なんて郷土資料館へ持ち込めば明治時代の生活の資料になったかもしれない。しかし遠隔地へ運ぶわけにも行かず止めた、私の場合は物資のない時代で写真もろくろくない、就職した以降はフィルム会社、写真機の会社が安い写真機を発売し、それにつられて求めて写真を撮りまくった。それをただ破いて捨てるのも惜しい気がして主なものはスキャーナーをかけて外付けHDに残すことにし実行した。写真は晩秋の郡山市の西方の風景を繋いで一枚にした。1988年10月30日撮影で安達太良、磐梯,奥羽山脈に冠雪がある。撮影した場所はショッピングモールとなってしまった。

白木槿花無き里に凛として      枯沼
午睡から目覚めてみれば秋日落ち   枯沼

2 件のコメント:

ター さんのコメント...

懐かしい写真を自分で捨てるのは難しいですが、奥方から背中を押されたら捨てやすいじゃないですか。
いいチャンスだと思いますよ。
懐かしい山並みですねぇ。磐梯山は雲の中?
町並みは時間とともに変わるけど山並みは変わらないから、これはボツってもいいのかな?

さんのコメント...

ター様

 そうですね、しかし撮影地点はショッピングモールになっています、見た事はないけれど。