2013年2月21日木曜日

小石川後楽園

元勤め先の同期入社のメンバーで小石川後楽園へ出かけました。今では球場の方が有名になったが水戸藩の上屋敷であった庭や池を公開している。維新後は一部が兵器工場となったりしていたが立派な庭を潰すのは惜しいと保存され関東大震災や第二次世界大戦で焼けた建物などもあるが中国と我が国の名所のミニチュアが設えてあり木曽、琵琶湖、竜田川、清水の舞台、杭州の西湖の趣が感じられ小宇宙を感じさせようとしていた。木の種類が多いのが名物の梅林は早咲の梅が咲いて香りが漂い満喫させてもらったが蕾の木も多かった。
水戸藩と云えば徳川御三家の筆頭であり時の将軍との交流などのエピソードをボランティアの案内人から聞けたが桂離宮や修学院と池の作りや船の遊び方が同じであり徳川家康、家忠、家光などはかなり京の雅を意識していたのではなかろうかと感じられた。
せっかくのお庭にドーム球場が迫り区役所の高層ビルが背景となり雰囲気が壊れている。


満開も蕾もありて小石川





0 件のコメント: