2013年2月22日金曜日

小石川後楽園の梅林

参勤交代が唯一なかった水戸藩は裕福だったろうし親藩であったから制約を受けず色々自由もあったろう、後楽園と名し数万坪に及ぶ庭園を拵えた。江戸が開かれたばかりの頃だから土地は好きなだけに近く家康から貰っただろうし江戸屋敷として将軍接待や親戚の付き合いの格式を保つために明治維新まで庭園はきちんと管理されており素晴らしい景観だったろう、残された梅林は林としての樹木数は少ないが木の種類が多い梅林として有名だそうだ、他所の江戸期からの梅林は梅干しを作るための梅林だったから種類が少ない。既に散りかけている早咲きから未だ蕾が膨らんでいないものまであり寒くて蜂がいないから鼻を近づけて臭いを嗅げる、なんとも言えない良い香りが凛とし漂う。紅梅の濃淡はよく分かるが白梅の濃淡は指摘されるまで気付かなかったし八重咲きとか蕊の長短などの違いがある事を初めて知った。寒さは寒梅と言っても影響を受けているようで一週間は遅れているそうだ。
濃紅の花が見つかりません



我好む濃い紅梅の花無くて   枯沼



3 件のコメント:

ター さんのコメント...

偕楽園の梅を見たことがありますが、元はといえば小石川から移植したんだそうですね。
写真から香が漂うような・・・。今年はまだ実物を嗅いでないから、ご近所さんのでも嗅いでみましょう。

三四郎 さんのコメント...

二枚ともきれいな写真ですね!

さんのコメント...

ター 様

 偕楽園は小石川から移植したのですか、あそこの梅の実採集を毎年ニュースでやりますが
 すごい量が採れるようです。一度も行ったことがありません、水戸へ隠居殿を訪ねて名物のうなぎを
 食べに行きましょうか。

三四郎 様

 デジカメautoで歩きながら撮ったものでして自分では気に入ってません。
 お褒めに預かり感謝。