2023年5月23日火曜日

草刈り

写真はチガヤ聡さん提供 https://matsue-hana.com/hana/tigaya.html 草刈りは疎開先で初めて見たそれ以来各地で見かけた、川の土手に生える草を鎌で刈り、そのまま放置し天日乾燥させ体積が減少してから集める、朝の家畜の餌にするのか家族で刈り取り、そのままリヤカーや家畜に引かせた車に積み持ち帰る、広い牧草畑に種子を蒔きある長さまで来ると機械で刈り取り、その場で乾燥させた後機械でロール状にし干牧草として販売したり、冬の自家用としたり各種各様の飼料刈を見た。刈らなくて済むのは川べりへ家畜を連れて行き食べさせる或いは北海道の放牧のように草地に夏の間放牧し草刈りをしない方法など労力軽減の方法は多頭飼育だった。朝草苅し牛舎へ投げ込み,そのまま飼料とする或いは切り刻み、糠などを混ぜて食べさせるなど労力が必要な方法は農耕用の牛が田んぼを鋤く、多分今では機会が取って代わり見かけない農業だったし、牛が田を鋤くのは西日本でしか見かけなかった。チガヤは全国の零細農家の飼料としてもってこいの植物だったろう。

腰痛の坂の辛さや夏日差し  枯沼

0 件のコメント: