渋柿がとてつもなく甘く変化する干し柿、最近の干し柿は特に甘味度が上がり果肉も柔らかく干し柿と云い難いものまである。地域だったのか子供の頃の干し柿は串刺しでカチカチに近いくらい乾燥させていた。しかも硬いうえに微かに甘いと言えるような黒いまるで古墳の副葬品に出て来るのではないかというような代物だった。この最近、工業的に近い均一な製法で作られるようになり農家の軒先に寒風に吹かれ乾燥させるようなものは見かける事もない。原料である柿の品質が揃ったり柿の皮の剥き方も機械で行われて,乾燥もしっかりした場所を設けている。物を売る、買っていただくには家内工業ではダメだが分かったのかな。
道行けば唐突に木に花が冬桜 枯沼
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