甥の聡君から植物観察の結果の一部が恵送されて来た。その中にヤドリギがあった。記憶の良い方はかって鳥見をしていた頃に今頃ヤドリギにレンジャク、一羽を覗きヒレンジャク、一羽はキレンジャクだったが撮れたと書いた記憶がある。レンジャクの好物がヤドリギ。ヤドリギは寄生木と書きケヤキ、クリなどの樹木に寄生する。レンジャクがヤドリギの実を食べると凄く粘度のある排泄をする。この排せつ物にヤドリギの種子が入っており接着剤の役目をし、ケヤキなどに寄生出来る。以前中央線の中野以降の沿線を見ていると立ち並ぶケヤキの高木にヤドリギの寄生が見られた。最近見られないのは切られてしまったからと思っている。なおこのヤドリギは1メートルくらいの床悪露にあり珍しいからと送ってくれた、多分レンジャクが採餌する事を知っているからだろう。
日向ぼこの一時さえも陽は動き 枯沼
拙著鳥見ブログ 「よりどりみどりのとりみ」にあったヒレンジャクの排泄、ヤドリギの粘度が分かります。

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