一杯やりながら夕方のテレビを見ていたら東京の餃子の街。この餃子について台湾では餃子は蒸したものだ、日本人は焼いたのを好むが間違っていると時々昼飯に誘って下さった国民党の幹部は言いながらも僕だけ焼き餃子を無理に手配して下さった。日本から出店したラーメン屋がラーメンライスなるメニューを入れていた。それを見るたび現地の方々は餃子は中国北方の粉食で主食、ライスは中国南部の主食。一度これを注文した僕を皆さんが馬鹿にした、お前は食品の技術者で我々の先生だろう、何故主食と主食を頼むのだと。言われて見ればその通りなんだが、彼らは昼飯のおかずに必ず肉をを食べている。我々は饂飩、蕎麦、ご飯と漬物などで昼食を済ましていた、仏教の関係かな。台湾の仏教徒は徹底して素食だった、肉の嫌いな僕は頻繁に素食の屋台で弁当を買っていた。
風呂洗う水冷やりとし秋は去りつつ 枯沼

1 件のコメント:
今日の話はおもしろい。
家の近くのラーメン屋にもそのセットがメニューにある。
ぼくはその国民党の幹部の方と同じ意見で,
ラーメンをおかずに飯を食べるセットを注文したことはない。
だいたい量が多すぎて食べるのに苦しむだろう。
ところで日本では粗食をしても仏教徒だとは思われない。
台湾の仏教徒が徹底して粗食なのは
信仰がそうさせるのかな。
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