写真はハゴロモだが、話は原始時代。「むなかた」と云う宗像大社の月刊PR誌によると漁民が信仰しているのがエビス様で何処の家庭にも神棚があるそうで特に漁民には身近な神様。古い時代には漂流物全般を「エビス神」と呼び、その名残で漂流して来た「藻」をエビス様にお供えする風習があったとか。昔の人達はそこから神の声を聞こうとした結果、漂流物の中から異国の文化や知識を身に着けたり新たな発見でもあったようだ。そこから藻の下には魚が集まる事も知ったらしい。著者によると最近の海岸は漂流物はゴミだらけだそうだ。この時代の人から見た現在の海岸は異国のゴミが多く、それを見て何を学べるのだろう。
夏らしき空気を吸えずまた蟄居 枯沼
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