小学生の頃、昆虫採集と称して舗装されていない道端で昆虫を捕った。道端にはハンミョウ、バッタ、トンボ、チョウ、脇の草むらにはショウリョバッタ、コオロギ類がいた。丘陵の方へ行くとセミ類、甲虫もいたが小学一、二年生の僕には高嶺の花。灯火管制が終わり種々のガ、バッタが飛来したものを捉まえてもらった。網戸も扇風機すらなく開けっ放しの家にはスイッチョと鳴くバッタの仲間も来た。子供には捕りにくい木の高所や池の端にいるトンボは貴重品で兄さんなどに獲って貰ったのを持っている友は一目置かれていた。自分で捕まえた奴は英雄。採取の数、貴重な虫を沢山捕った友がリーダーだった。そこへ数年前訪ねたら逃げ水が見える事のあった道も舗装されてしまい、丘陵は開発されていた。きっとこの辺りもそうだったろう。
柿の実の色戻らずわが命 枯沼
2 件のコメント:
ボクが東山動物園にはじめて行ったのが中学3年生の時。その時、帰りは本山まで歩きました。給水塔を見上げながら歩いた記憶があります。あたりに人家はままばらで、空き地は草に覆われていました。沼さんが住まわれたとこに近かったはずですね。昆虫探しにの適地だったと思います。
ター様
家の周囲にキリギリスが鳴き、小川で蛍が飛び昆虫採集を本格的にやれば
あの周辺の昆虫のほとんどが撮れたでしょう。
本山まで歩いたのは名古屋測候所へ寄られたのですか。
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