足腰が痛み歩かなくても行ける神代植物公園へもっぱら出かけることにした。ここは隣が深大寺でどういう訳か蕎麦が名物。古刹であるから、その昔参詣人が江戸から来ても名物は何もなく、ソバを栽培していたものを出した名残と僕は思うが違っていたらごめんなさい。現在では蕎麦が名物だがソバの畑はない、あってもソバを知らない人のための教育用。道端を囲った畳一畳ほどのソバ畑があり花をつけていた。東北、北海道で聞いた話ではソバは救荒作物、旧暦の盆が過ぎるとその年の米麦の収穫量の目途が着く。それからどれだけソバを栽培するか決めたので、今時分ソバの花が開花していなかったことになり、やはり教育用。どんな土壌でも栽培出来て、盆すぐに蒔くと雪が積もるまでに三回獲れたと聞いた。
簾つるす家見られなく風情欠き 枯沼
簾つるす家見られなく風情欠き 枯沼
2 件のコメント:
北海道で旧盆のあとに蒔いても
雪の降るまでに3回も収穫できるなんて
素晴らしいと言うかびっくりだ。
それこそ救荒作物の名に恥じない。
わたしは蕎麦も昨日の話題の納豆も好きだが,
本当のおいしさは多分わからない。
これは不幸というか幸いというべきか。
治 様
ソバが救荒作物だとそこで私も知りました。
蕎麦は製粉作業時間とか製粉後に早く蕎麦にして食べる事が
美味しさの秘訣らしいけれどよくは分かりません。
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