2019年5月11日土曜日

茶町

新茶を頂いて思い出した、焼け野原になった静岡市は杉材が手に入りやすく木造のバラックと称する家が道沿いに立ち並んでいた。この茶町と云う名前の街がありお茶を扱う街だと聞いて来たが日本茶と紅茶の看板が出ているだけで事務所らしきところは静まり、大八車やリヤカーが立てかけてあった。その町が五月に入ると生き返った、人が行き来し、製茶された茶葉が入っているのだろう初めて茶箱を見たがたくさん積まれていた。この茶町と云う名前の市街地は全国にあるようで、日本人の必需品であり輸出品であったのだろう。静まった町がスイッチが入ると活性化するんだと今になって認識した。ググって見たら茶町が出て来たが区画整理され道路は広くて昭和23年頃の面影が無い。


   新茶来て封切る前ににほう如         枯沼


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