2018年10月28日日曜日

未だ頑張っているのがいた

 神田上水の狭い遊歩道にクチナシの植え込みが幾つもある。花はそんなに咲かないが剪定というか電動バリカンで伸びて歩行に邪魔になった枝を刈りこんではくれる最低限度の管理はされているようだ。その植え込みを先日来丁寧に見て歩いている、今夏はかなりオオスカシバの成虫がアベリア、ボタンクサギ、キバナコスモスなどの花に蜜を求め飛来しているのを見て来た。食草であるクチナシに必ず幼虫がいるはずと見当をつけ散歩していたのだが、その功が奏し間もなく蛹になるような個体やまだ少し時間がかかると思われる個体が昨夜来の雨粒が光る堅そうな葉を食べているのを発見した。この幼虫が成虫となり.越冬し来春真昼に活動するガが誕生する。成虫はホウジャクとして7月29日に真昼のガとしてボタンクサギに来る個体を紹介した。

秋の陽は次年につなぐ源なり     枯沼
冬を越す虫の成長秋日持つ      枯沼
先急ぐ虫の糧なる秋日和       彼沼


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4 件のコメント:

ター さんのコメント...

我が家の金木犀の木の下に、大きな特徴のある糞がいっぱい転がっています。多分、オオスカシバの幼虫がいるのでしょう。去年は見つけましたが、今年はまだ、見つかっていません。

さんのコメント...

ター様

 退治されると切ないですね。

三四郎 さんのコメント...

まだ黄色い蝶々があちこちで飛び回っていました、万博。

さんのコメント...

三四郎 様

 地域により違うようですね、食草とか気温とかあるのでしょうね。