2018年8月20日月曜日

ルリタテハ

 植物公園の雑木林は未だ陽光が上から差すため薄暗い。蜂注意と標識がある雑木の根元を見ると薄暗い樹液が出た所(*森のバー)にスズメバチがいた。少し離れた所にルリタテハが羽を立てて静止していた。いるだろうと探さないと見過ごす暗さ久し振りのルリタテハだ。雑木林が無いとお目にかかりにくい、しかし日本中で生息する黒地に光る瑠璃色の縞、外側は雑木の表皮に類似しカムフラージュしている。羽を広げるのを待つこと10分
やっと少し羽を広げ始めた、全開とはいかないが最大開いたところを露出補正、ホワイトバランスなど設定を変えて現像して明るい状態を再現した。バーではスズメバチが数匹に増えて来たので危険回避し退散した。
*森のバー 雑木林のクヌギなどが樹液を表皮に出します。多くなるとゼリー状になり
      弱い発酵臭を発し、これに甲虫、チョウ、ハチなどが寄ってきます。
      これを私は「森のバー」と呼んでいます。





秋立てど虫群がりて森のバー       枯沼



2 件のコメント:

ター さんのコメント...

沼さんのオリジナルの表現だったんですね。同好者が使う名称かと思っていました。樹液バーと言っているひともいるようですが森のバーの方が何となくメルヘンチックに聞こえます。

さんのコメント...

ター様

 森でアルコール集というか弱い発酵集がすれば飲むのが好きな人間は飲むことと関連付けますから
同じ発想の方がいらしても不思議ではないと思います。樹液バーの方が直接的ですね。