2018年7月5日木曜日

カラスウリ

一駅早く降り帰宅する途中の元農家の敷地に建てられたマンションの入り口の防風林にカラスウリの大きな実がついている。小学生の通学があり、しかも公園の隣だから色づくまでなっているか疑問だ。初冬風に吹かれて枯草の中に橙色したカラスウリの実を見つけると何だがほっとする。久我山へ転居して来たころまでは、そこいらにカラスウリが生えていたが全て住宅が建てられ消えてしまった。熟れたカラスウリの実を割ると恵比寿さん友大国さんとも見える種が入っており、小学生の頃友人に一人が財布に入れておくとお金持ちになると言い出した。しかし、父が広告を出す人がいない頃の広告会社勤務の我が家では、子供に財布など持たせてくれなかった。この植物の花は雌雄異花でレース状の美しい花が咲くことは何回も述べているが、どうやら今夏は撮れないようだ。

空梅雨や良さ見いだせず埃あり       枯沼


0 件のコメント: