朝からカンカン照り、昼飯を食べてホタル祭りが開催される神田上水に行ってみた。上水の遊歩道は18時から一方通行で自転車は通行出来ない旨の立て札が並んでいた。行事の中心であろう久我山駅まで500mくらい遡ってみた。強い日照りだが風が強く吹くので頭の天辺は暑くてたまらない。駅付近へ近づくとほたる放流地点の札が皮の鉄策に張り付けられていた。転居し十年を過ぎ初めて見に来たが23年目と書かれていたが、何が行われるのか見えてこない。日暮れが一番遅い時期にホタルを放すのは見る側にも難しい。ホタルは月のない闇夜がきれいだった、この川の中は殆ど草も刈り取られ何もない住宅の囲まれた中、ホタル諸君はどう行動すればよいのか。少し放流し、残りは袋に入れて配るのだろうか。確かホタルは独特の臭いがした、卵から養っている街の幹部の方々は臭いからと捨てられては気の毒だ。ホタルは蚊帳を吊り開け放たれた部屋に飛び込んでくるのが風情だ、寝かけたころに飛来するので母は困ったろう名古屋東山にはそのような夏があった。
点滅が葉裏に透けて蛍見た 枯沼
点滅が葉裏に透けて蛍見た 枯沼
4 件のコメント:
蚊帳を吊って親子で床を並べて寝た記憶はありますが、さすがに蛍は入っては来ませんでした。
昔は、それでも、都会でも蛍はみましたね。どこで見たのだったか忘れましたが特別な場所ではなかったように思います。
神田上水にホタルの餌になる巻き貝がいて、そこへ4月ころ幼虫を放流して、ホタル祭りの頃になると成虫になって飛び回るようになる・・・、ってこと?それとも、育った幼虫を放流すれば、餌がなくても成虫になる、ってこと?成虫を放つだけなら放流とは言わないだろうし?
三四郎 様
自然豊かなところでした、足摺岬という小説の初めの方にも出てくると思いました。
ター 様
現場と云われるところ、蓋されていました。神田上水にニナガイは生息できません。
成虫を放つのを放流とは言わないのかもしれないが分かりやすいから使っているのでしょう。
23年も続けるということは素晴らしい事でしょう。
ググったら出てきました。ゲンジホタルの成虫を2000匹だそうですね。継続は力なり。良い催しですね。
コメントを投稿