2018年5月5日土曜日

路傍の花

ムラサキツユクサ
 いま駅へ通じる道の脇で咲いている花はこの二種類。勝手は舗装の隙間とかひびの入った部分にスズメノカタビラとかネコジャラシなどが生えていたと思うのだが見かけなくなった。まさか区道の隅々まで除草している訳でもあるまいし、季節未だ至らずかな。ムラサキツユクサは新大陸の植物が園芸用としてヨーロッパへ持ち込まれたようで、野生化しているそう。この花は高校一年の生物の授業で顕微鏡の扱い方を兼ねた実習で雄蕊の原形質流動を観察したので覚えている。どうも覚えていなくてよい事を覚えていて肝心な事を覚えていない。ヒルガオもサツマイモと間違えて覚えていた時期があり、滅多に咲かない花らしいけれど戦争中の悪い苗だから開花したのだろうか。

鳥落とす実桜踏まれ年巡り     枯沼
ヒルガオ

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