2018年5月4日金曜日

カラスノエンドウ

 猫の額ほどの草むらでカラスノエンドウが完熟していた。本名は(ヤハズ)矢筈エンドウと呼ぶようだ。以前にも書いたかもしれないが食用になるそう、これを一人前のおかずにするためには実を食べるなら大変な数を集めなくては。我が家付近の空き地などに生えているものを探していくだけでも大変だ。子供の頃には実の莢で笛を作ってビービーならした記憶がある。野原があった時代の良い思い出だ、最近では川の土手など犬を散歩させている人を多く見かけるが、彼らが賢明に施肥してくれているのかな。駅へ行く途中の僅かな雑草は100%かけて貰っているから、これも恩恵を被っているはず。

実桜や群がる鳥に運ばれて     枯沼
何処の地で命つなぐか実の櫻    枯沼


3 件のコメント:

治 さんのコメント...

また広辞苑を見ました。
わたくしも好きですね。
カラスノエンドウは烏野豌豆でした。
野豌豆とも云うそうです。
「丿」はてっきり「of」と思っていた。
矢筈草と云うのも面白いですね。
葉っぱを引っ張ると葉脈にそってちぎれ,
残りが矢筈のようなV字形になるそうです。
矢筈とは矢の後ろの弓の弦を挟む凹みのこと。
なんとも古風な命名ですね。
「烏」がどこから来たのか分からなかったが,
もう少し小さな種類があって,
「雀野豌豆」と云うそうです。
それより大きくて莢が黒いので烏にしたのか。

三四郎 さんのコメント...

成る程、こういうサイトがあるんですね。Safariリーダーで見てなかったら私の視力では見損なうところでした。

さんのコメント...

治様

 有難うございます。

昔の日本人は面白いというか自然に対して細やかだったのですね。
スズメノテッポウ、スズメノカタビラ、カラスノ、イヌ、キツネとか。
広辞苑は百科事典の代わりとして僕も使います、流行語まであり便利ですね。

三四郎 様

safariリーダーとは何でしょうか?