そこいらでタンポポが咲いている。ど根性に近い，道路端の隙間でつつましく、ある時はお犬様の慈雨を受けるのから、つい最近まで住宅が建っていたのが空き地となり空き地一面タンポポ畑に近い事例や、新しく道路や公園を造成し今年も春を迎え思いっきり草丈を伸ばしているものなど。同じタンポポでも場所によりこれだけ違うのだと植物学の標本みたいに生えている。造成された道路の端のグリーンベルトに生えたやつは栄養が良いのか葉が大きく、草丈が長く適度に太くしっかりしている。タンポポを摘んで花束を作り、それを髪飾りなどにして遊ぶ子供などいないからタンポポものびのびと生えている気がする。とにかく今はタンポポの季節だ。
蒲公英や遠慮知るのかそこかしこ 枯沼
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