2018年3月31日土曜日

日光はピッカピカでした












中央は輪王寺の大修理のため正面にかけられた完成図の覆い、左右は丹塗りの塗りたての柱、右側は修復された眠り猫です。東照宮も平成の大修理で覆いが掛けられたり、足場があり幕で覆われたりでした。しかし陽明門は数日前に修復が完成したようで金箔を張り替えピカピカに光っていました。この光を見ていて思い出したのは高校の修学旅行で再建公開された直後の金閣寺を思い出した。こちらは背景にピカピカ光る場違いに立つ五重塔だったが金箔をくすませるわけにもいかず光輝いていたわけだが、東照宮も光り輝いて何年たてば落ち着き趣が出るのかと思った。お堂の丹塗りの柱も何か落ち着かないし有名な象、眠り猫、猿の八面の図なども修復が出来ており、そっと眺めた。やはりくすんだ輪王寺や東照宮の方が心が落ち着く感じがした。これから日光へ行かれる方は工事の進捗状況をホームページで確認してからいかれた方が賢明だ。それから鳴き龍などを見物される方は脱ぎやすく履きやすい履物で出かけられた方が腰や足が痛む我々には楽だと思った。

あらたふと新芽花なく陽の光      枯沼
紅梅や枝垂れ長くて湯葉の里       枯沼

陽明門の一部


足と尾が来なる想像の象


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