2018年3月18日日曜日

花と云えば

 俳句の世界では花と云えばサクラをさすので簡単に花が咲きと詠めない。言い訳じゃないがど素人俳人(廃人だとも言われるが)は困ってしまう。僕は開花した花で好きなのはジンチョウゲ、クチナシ、モクセイなど良い香りのする花だ。今年もジンチョウゲが開花し風に乗りよい香りがしてくる、この花は時々せっかく咲いたのに雪に見舞われることがある。中国南部原産だそうで室町時代には輸入されていたとか。雄の株が多く挿し木で広めるようだ。この花の芳香は素晴らしい、キンモクセイは何本も植えられ生垣として設えているところもある。ジンチョウゲも何株も植え芳香を漂わせてほしいと思うが一株が多い、なぜなのか。芳香目当てに鳥や昆虫が来ているところを見かけないのは何故だろう。
ウメやツバキ、ウメ、サクラは開花すると鳥が花粉で黄色にしたメジロ、ヒヨドリを見かけ鳥媒花であるのかと思うほどだが、雄株が殆どでは仕方ないか。

酌す鳥花粉まみれで花たすけ      枯沼
ヒザクラの花粉まみれて鵯酌し     枯沼


2 件のコメント:

ター さんのコメント...

以前、どこかの枝をもらって来て挿し木して育てたことがあります。簡単に育ちました。しかし、大きくなってから黒点病が出て一気にだめになりました。黒点病は他株にも感染しやすいのでは?だから沢山植わているところが少ないとか?ボクの勘ですがす。

さんのコメント...

ター様

 そうでしたか、黒点病は種々の樹木の病気なんですね。
全て同じ菌種かは分かりませんが可能性はありますね。