2016年7月2日土曜日

ハンゲショウ


雑節半夏生の頃にカラスビシャクと呼び毒性も薬効もあるマムシグサに似た植物が湿地に生じるこれを半夏と呼ぶ。また同じころに写真のように葉の半分を白くした植物が出て来て半化粧或いはカタシログサと呼ぶ。雑節に薬効を有し出て来るサトイモの類と半分葉が白くなるために呼ばれる種類とがあるからややこしくなっている。来年のこの季節まで覚えているか分からないけれど白い葉はハンゲショウ(カタシログサ)であると。余談だがハンゲショウの頃に蛸を食べる風習は関東には無い様だ。恵方巻のようにこれから広まるかもしれないが肝心のタコが西アフリカ沖で獲れなくなっているようだ。

池の端ペンキ塗りたての半夏生     枯沼

3 件のコメント:

三四郎 さんのコメント...

昨日のスーパーの鮮魚売り場。蛸のオンパレードでした。半夏生と蛸…昨日まで知らなんだ(^^ゞポリポリ ちなみに私はマサバを焼きましたけど…。

ター さんのコメント...

昨日の新聞チラシでスーパー2店が半夏生の蛸を宣伝しているのに気が付きました。名古屋圏にも関西風というのが徐々に侵食して来ているようです。

さんのコメント...

三四郎 様

 うす曇りなれど気温やや高し、玉川上水を歩いて虫と花を巡る散策をしてきまし全くに近いほど虫がいませんし花が咲いていません。自然が荒廃して来ています、長生きしてもよい事は無さそうです。

ター 様

 そうでしたか名古屋も凧の食文化圏へ編入される日は近いでしょうか。