2013年10月16日水曜日

モズの嘴

モズ♀

最近、都市公園でモズが啼いている、モズの高鳴きを聞くと迫り来る寒さに立ち向かい頑張るぞと叫んでいるように聞こえる。人それぞれ感じ方や鳴き声をどのよう聞こえているか千差万別だろう。現在は晩秋の気温が高いが僕が饂飩を垂らしていた頃は日が沈むと手がかじかみ植木屋が切った枝葉で焚き火をしてくれると嬉しかったが例としては少ない、風呂の燃料だったから疎かに出来なかった。夕靄が漂う町にモズが啼いていると はやにえ が何処かにあるだろうと鉄条網、ボケやユズの枝を探して観た。生々しいアカガエルやカナヘビ、乾燥したバッタが現在の大久保駅付近でも見つかった。モズは小鳥と思うが猛禽で嘴を見るとトビやタカに似た嘴だ、今日公園で啼いている このモズ がいる間小さな野鳥は肝を冷やしているようだ。今はモズの声で心を痛める人は少ないだろうが 百舌鳥が枯れ木で啼いている と悲しい運命も少し前までは起きていた、叩くワラも無くなった今は はやにえ に百舌鳥が困っているだろう。

藁打った兄の墓地苔生して   枯沼


3 件のコメント:

ター さんのコメント...

今年の遅くまで続いた残暑の中で、「今年も来たぞよ」とモズの声を聞きました。秋告鳥は諸説あるようですがボクならモズを挙げます。

治 さんのコメント...

モズの速贄が大久保辺りで見かけられたとは
まったく知らなかった。
さすが幼少の頃から好奇心旺盛で観察眼が鋭いですね。
上の写真で見ると精悍で小さな猛禽と見えなくもない。
マイペディアでみたらよくカッコウに托卵されるとある。
抜けているところもあるのだ。

さんのコメント...

ター 様

 そうですね、都内ですと10月1日頃に声を聞くことが多いです。

治 様

 僕が引っ越した頃はご近所に庭のあるお宅が周囲に結構ありましたのでモズが来ていましたし速贄も見ましたが小学6年生頃が最後でしたでしょう。