2013年8月17日土曜日

ヒョウタン


金属容器のなかった時代には軽くて便利な液体貯蔵、輸送容器だったろう。我国で何時ごろから使い始めたかググってみたら仁徳天皇時代には祭器として使われていたようだ。僕の好きな動物の生態を撮った番組で見るとアフリカの原住民が容器として使っているのを見たことがあり原産地は何処か興味を持っていた、今回アフリカ原産である事を知り驚いているのは仁徳時代に日本へ伝播している事で一般に使用されていないとしてもアフリカからシルクロードを伝ったのだろうが西域に伝わったのはいつなのだろう。人類がアフリカを出たときに携えて来たのだろうか。
それが旅の水筒や酒容器として普通に使われだしたのは京都だったのか木製でヒョウタンの形をした七味や山椒粉の振出し容器まで出来ている。
どうしてヒョウタンはあの特有の形に自然になるのだろう、しかしだらしなくダラーっと下がったのもあるのだ。

ひょうたんやおもいおもいぶらさがり   枯沼

3 件のコメント:

zenzii さんのコメント...

さすが沼さんです、其処まで見ようとするのは。
タダ生きてきた僕なんかは「こいつは食えるのかなぁ」
ぐらいで終わってしまいます。

治 さんのコメント...

広辞苑で「ひさご」を見たら,
縦半分に割って柄杓にしたとある。
今日の二枚目の写真の
「だらしなくダラーっと下がった」ものも
使い道があったのだ。
「ヒシャク」のヒはヒョウタンのヒかな。

さんのコメント...

zenzii 様

 このヒョウタンは文明から離れた地域の人々は種々の利用をしているもの
 ですね、暇だから転寝しながら見るテレビによると。

治 様

 アフリカかオリエントの砂漠の民だったか小さなやつを縦割りにして柄杓にしてました。
 焼き物の器や金属容器が高価或いは無い時代には便利だったのでしょうね、しかし
 これを利用しようと種を出したりくり抜いたりしてみた人は凄く発想豊かな人だった
 のでしょうね。