2013年7月26日金曜日

懐かしい弾


雨が降り出さないうちに散歩しようとうろついた。今にも落ちて来そうな空で景色も輝きを失いじっとしている、あたかも梅雨が逆戻りした感じだ。その中で杉の実を久し振りに見た、NHKグランドのコンクリート塀の中にある幹に沢山なっていた。僕は当時幼かったから自分では作れなかったが近所の年長者が杉鉄砲を拵えて弾丸として防空壕の脇の杉から実を取り撃っていた。細い竹筒に詰めて勢いよく棒で突き出し飛ばしていたと思う。飛距離も大したことはなく当たると少し痛かったような記憶がある5歳ころの話しだから曖昧。しかし長じてから子供のころの遊びや話題で杉鉄砲が何回か出て来て、そのたびに防空壕と杉の木を思い出した。先日行った時に見たが住宅が建ち杉の木はなかった。

昼顔や雨要らぬよな風情して    枯沼

4 件のコメント:

ター さんのコメント...

小学生の頃、自分で作りましたよ。当たるとピシッと痛かったです。
写真はヒノキの実のようですね。

さんのコメント...

ター さん

 これヒノキだ、アチャッ(恥)

三四郎 さんのコメント...

こんな実、朝歩きの公園にあったような気がします。

さんのコメント...

三四郎 様

 いま運動場周辺の防風林の名残のスギ、ヒノキ,ラクヨウマツなどに大きな単独のや写真のように房ものなどが見られます。