Wikipediaより借用 |
最近夏目漱石のこの写真をしばしば見掛ける、氏の文学作 品に登場する泰西名画や作品に登場する重要な場面を推 測で描いた作品を展示する美術展の影響かもしれない。
以前から疑問だったのだが左腕の喪章は誰を追悼しているの か。この写真がいつ頃撮影されたものかよく分からないから判 断出来ないのだが漱石は1916年12月9日(大正5年)に死 去している。明治天皇はその5年前に崩御されているから明 治天皇を追悼している時に撮った写真と見るのが正解か。
最近殆ど見かけないのが通夜や告別式など葬儀で漱石のよ うな喪章をしている人だ。僕が働き始めた頃は平服に喪章を して告別式へ参列する人が多かったと記憶する。 会社の引き出しに誰もが一つは仕舞ってあり、無い人は借りて出かけていた。僕も入社して直ぐに用意し今でも何処かに家人が仕舞っているだろう。告別式でも喪服が間に合わない人は喪章ですませていたが現在では通夜でも喪服を来ている人が殆どで逝去するのを事前に察知していたようだ。もっとも死去から通夜まで時間を置く方もおいでだから喪服が間に合う事例は多いだろう。急な葬儀で間に合わず喪章を斎場の付近で貸し借りしている人も見かけたが喪章では失礼と言われる世の中になったのか。 例により僕が世の常識を知らないのか。
文章の乱れご容赦 。
2 件のコメント:
炯眼恐れ入ります。
確かにその通りのようです。
Wikipedia で「夏目漱石」を検索して,
同じ写真をクリックしたら,
「Wikipediaより借用」のところに
「1912年9月13日(明治天皇の大喪の礼の日)」
とあった。
よくお目にかかる写真なのに
喪章をしていることなど
わたくしはまたく気がつかなかった。
治 様
僕は大正天皇崩御の時の教授としての写真かと思っていたのですよ。
展覧会は芸大美術館で開催されているのですがテレビの紹介を見たら
行った気になりました(笑)
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