2013年6月16日日曜日

良いデザインだ

販売されている葉書
古染付と祥瑞の展覧会を観たが例によってこの会場の特徴なのだろうか大声で解説や感想を述べてくださる声がある場所では響き主催者も時々注意するが直ぐに喋りだす。
それから驚いた事に私が見ているのに割り込んで来て何やら陶器の糸底の欠片を持っていて見比べている人が二人いた、どうして忙しく見なければいけないのか一日で何箇所も見比べて歩いているような感じだがはじめての経験。
最近骨董品ブームと聞くが自身の収蔵品が名のある陶器の一部か知りたいのか、商売にしたいのかよく分からないが見比べるならもう少し丁寧に観たらと言いたいところ。
展示されている中国明時代の景徳鎮で焼かれた藍と白だけで染付けされた単純であるが模様で魅了させている。
模様という言い方はおかしいかもしれないが描き込まれた絵画と線の模様が巧みだ、一番気に入った作品兎の絵葉書を買って来て寫眞に撮らせてもらった。
寫眞絵葉書一枚100円とは安いものだ、この写真のうさぎは特徴を単純にしてよく描かれていると思うし模様も素晴らしい、海賊と呼ばれた男の見識に脱帽する。
この他に壺など良いなと素人の僕が思う物が沢山あった、許されるならこれこれですよとハガキの寫眞を見せたいところだがいけないことだろうからやめておく。
今回の古染付は茶道具としても使われ日本人が好むもので高い費用を払い購入したのだろう、景徳鎮が廃れてきても祥瑞などとして日本向けの製品は続いていたそうだから。
日本へは沢山来ているからお宝として秘蔵している人も多いだろう、先ほどの小さな破片を持ち比べている人は一攫千金を夢見ているのかも。

   梅雨晴間生き物全て生き返り   枯沼

2 件のコメント:

あべちゃん さんのコメント...

確かに現代に通じる美ですが、渋いですね。
ついでに、タブレットを寝っ転がっての読み物にこれを推薦します。http://gold-fish-press.com/archives/16442

さんのコメント...

あべちゃん

 有難うございます、美術に造詣が深い方ならではのお薦め拝読しますが
 時々顔にタブレットが落ちて痛い目にあいます(笑)