2013年5月22日水曜日

ムサシノキスゲ

寫眞の黄色い花は公園の斜面に咲くキスゲでニッコウキスゲと思っていたらムサシノキスゲと名札がついていた。更にググってみると府中市の浅間山と言う丘に自生する固有種だそうだ、公園へは誰かが移植したのだろうか。固有種をわざわざ株分けして持って来ることもなかろう、僕の勝手な推測では武蔵野一体に自生していたのではないか。雑木林や草原だった武蔵野が開拓され尽くし畑として利用できない小高い山にだけ残った、それをよく調べてみると固有種だったのだろう。江戸時代には開墾し尽くされていただろうから万葉時代から草原と言われた武蔵の国でも自生しているものはないのだろう。ムラサキという染料を取る植物も自生しているのを聞いたことがない。

キスゲ咲き武蔵の国は雨季間近     枯沼

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