2013年5月11日土曜日

両国の相撲部屋

相撲部屋
 両国界隈を散策する会があり参加した。この界隈は明治までは江戸庶民の住宅地であり盛り場であり信仰の場所でもあった。また八さん、熊さん、ご隠居が活躍する舞台でもありドブ板、掃き溜め、長屋が実在し勝海舟生誕の地へも行ったが氏や父親の話によれば往時は貧民に近い人々が住んでいたところだ。両国の回向院で相撲が始められ相撲取りが集まった場所でもあり国技館が出来て相撲が定期的に開かれるようになり相撲部屋が出来たようだ。
現在の相撲部屋は歴史的に名が通った部屋は広い土地を得ていたのであろう、立派な鉄筋コンクリートの建物になっていた、残念ながら稽古が終わり時刻からして昼食を摂っているのだろう静かで浴衣がけの力士やその卵を見受けなかった。5月場所が始まるはずだから在京しているだろう塀から垣間見える中にはふんどしが干してあり頑丈そうな自転車が停めてあるのが共通した風景だった。

薫風や相撲の幟はためかし    枯沼

国技館前





2 件のコメント:

ター さんのコメント...

以前、息子が森下に居たので、近くの相撲部屋の前を散歩したことがありますが、稽古の声が外に漏れないように気を使っいるところもあるやに聞いております。大きな体を小さくして気を使うなんて、気の毒なことです。

さんのコメント...

ター様

 そーか騒音問題が今ではあるのでしょうね、除夜の鐘がウルサイと108突けない神社が
 あるくらいです。僕がいた頃は大鵬部屋、青葉城が開いた部屋がありましたが開けっ放しの
 道場みたいなところでした。大鵬のお嬢さんと幼稚園が一緒でしたが開発で移転したようです。