2013年3月7日木曜日

フキのとう

1,2メートルも積もった雪の下、除雪された道路との境界にフキが秋から準備していた花を咲かせ始めるのはもう間もなくだ。先日、普段積雪や吹雪が少ない道東で吹雪があり道を失い数名の方が亡くなったが春の吹雪は道に迷う犠牲者がいつも出る。雪が多い、或いは吹雪の名所は公路を行政で遮断するし住民である農家は吹雪の時はスノーモービルで走り回るから犠牲者が出ないが慣れない地域の方はお気の毒だ。一番最初に吹雪で犠牲者が出る事を知ったのは30歳代の出張で十勝の工場で4月だった、北海道でもと言ったら雪がない地方は慣れないからと教えられた。その頃道路との境界にフキノトウが沢山出ていて初めて見た。もう間もなく彼岸が来る、最後の吹雪になるはずだが湿ったベタ雪だから視界を失うから気をつけろと道北で教えられた。取りきれないほど出てくるフキノトウを採り味噌汁や納豆に刻んで入れた昔があったことを公園で見て思い出した。


四季換わり賑やかな振りふきのとう  枯沼

4 件のコメント:

ISI さんのコメント...

暗闇で方向を失うように、吹雪でも視界を閉ざされて
方向感覚がなくなる(ホワイトアウト)ということは、
北海道では周知のはずなのですがね。

台風が来ると、取り敢えずはなす術もないのに、
”田んぼを見てくる”などと言って外へ出て、
落命する人が時々出てしまうのと似ている気がします。

さんのコメント...

ISI 様

 あの田んぼを見に行くのとは少し違い慣れないからだと思いますが道人が仰せですと説得力が
 ありますね。まあ実体験のない方には理解出来ないから繰り返し起こるのでしょう。雪というのは実生活 で厄介なものだと思い続けてきましたが先日の東京の雪でもそうでした。

三四郎 さんのコメント...

ふきのとう…能勢に行かなくなってとんと忘れておりました。バスで行けなくはないのですが時間がすんごくかかります。箕面のルーラルエリアなら見つかるかも…。

雪の事故…自然の怖さを改めて知らされました。内地の人間は雪=雪景色とつい思ってしまうので。

さんのコメント...

三四郎 様

 万博公園でも見つけられる、もう花が咲いているかもしれませんが。
 フキノトウは生でも佃煮でも天ぷらでも何にしても美味しいですね。
 北海道の道路のフキは半端ではありません、秋田のフキ業者が団体で採りに来ていました
 無料で原料が手に入るのですから。