2012年12月22日土曜日

冬至だ

未だ頑張るイチョウ
まだ三時だというのに鈍い陽光の位置が低い慶応中通りから田町駅へ抜けた、この通りは会社にいる時に昼夜食事に来たことがあり、雀荘は何処だったかなと変わり果てた店を見ながら元営業が探していた、数軒制服を仕立てる洋服屋があったが現在は一軒だけ残っていた。学校で見ても詰襟の制服を来ている人はいない、ファストフーズや流行りの食べ物屋に代わっており学生相手の食堂も消えていた。第一京浜に出るとイチョウ並木があるが丁度スポットライトのように当たる角度の低い陽光に映え有終の美を飾っていた、先週は緑色だったが寒さに耐えかねているようだ。空は青いけれど日は暮れる支度をしているように低く、物の影をやたら長くしているが明日は冬至だから無理もない。


ユズ持ちて今夜入れろと皺手かな  枯沼

2 件のコメント:

三四郎 さんのコメント...

何かと不慣れな7ノートで今朝、確かにコメントを入れたのに???

何を書いたか思い出すのにかなりの時間間を要しました(汗)

冬至だから長い影の写真を撮っておられるのかと思いながら、国循の採決室におりました。

さんのコメント...

三四郎 様

 長い影を投げ掛ける場所がないのです、それに自身の影が頭と共に薄くなりました。