このブログの昔の頁で何回かアケビについて書いたと思っている。名古屋東山でもアケビの名は子供たちが知っていたが、実際に採取出来た子どもはいなかったろう。私が初めて手にし味わったのは山形の工場へ転勤になってから。種々の形の料理の中で調理されたアケビがテーブルに上がった。生で丸かじりする子供の果実だと思っていたが、実はそうではなく炒めたり、胡麻和えだったか幾つかの料理が在任二年の間に食する事が出来たが、思い出せない。アケビは果実だけでなく蔓が種々の用途に利用され山仕事でロープの代わりに細い枝などを束ねてあるのを見かけた。女性の工芸品の中にアケビの鶴細工があり、完成品は結構なお値段で今でも百貨店のこの方面の売り場にあろう、と言うのはチラシを見かけたからです。
人は未だ冬と思わず衣服軽し 骨々
明日からは小春が来るぞ陽の光 骨々
食す柿未だ渋あり後の楽しみ 骨々
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