2023年6月25日日曜日

ホオズキ

写真はホオズキ聡さん提供 https://www.hana300.com/hozuki.html ホオズキは鬼灯とも酸漿とも書く。ホオズキは源氏物語にも登場するようだし、芭蕉は鬼灯は実も葉もからも紅葉かな と詠んでいるがその通りです。東京では7月上旬に酸漿市が開かれる、昔から庶民に親しまれた季節の植物のようだ。熟れた果実を揉んで内部の種子や液体を口を破らないように揉みだし小型の紙風船のようにして、舌で抑え空気を出し鳴らす。秋の子供の遊びの一つだった。酸漿と書くのは熟した種子の袋の液体が強い酸味を有するからだ。今でも酸漿市が浅草であったとテレビニュースになっている。

小鴉や今朝鳴きもせず何処へやら   枯沼

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