2023年6月21日水曜日

半夏生(はんげしょう)

写真はハンゲショウ 聡さん提供 https://www.hびana300.com/hanges.html初めてこの植物カラスビシャクを見た時はこれは何という奇妙な植物だと思った。葉の一部が白色だなんてあり得るのかと。名前を聞くとカラスビシャク、ハンゲショウとも呼ぶと教えらた。以前から好きな落語を聞いているとハンゲショウなる言葉が出て来て、それが半夏生と書き盛夏に入る前らしい、そしてタコを食べるとも聞こえて来た。広辞苑をみると夏至から11日目で太陽暦では7月11日だそうで植物はドクダミ科でカタシログサとも呼びこの日をもって田植えを終わるなどと書かれていた。寄席ではタコを食べるなどと先代金馬さんが前を振っていた事も思い出した。なんだか訳の分からない事を書いたが江戸時代から明治にかけては夏に入る準備や心がけをして夏を乗り越えようとした、その目印だったのだろう。今夏がどのような夏になるか分からないが皆さまご健勝のほどを。

デデポーと山鳩啼いた梅雨の今朝   枯沼


 

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