イタドリ

　

イタドリ写真は聡さん提供　　https://minhana.net/wiki/%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%89%E3%83%AA/イタドリを漢字で書くと虎杖と書くとは小樽へ行く途中の駅名で虎杖浜を見た時に意味が分からなかった。初めてイタドリを知ったのは疎開先滋賀県日野町の隣村、そこで子供たちがスイバを採りに行こうと日野川の土手に出かけた時、どのようなものを口にしたか記憶にないのだが、酸味のあるものを口に入れた記憶がある。スカンポがイタドリだと気が付いたのは記憶になくスイバだけが鮮明なのだ。北原白秋の童謡に「土手のスカンポ　ジャワ更紗　昼は蛍がねんねする」と出てくるがイタドリと一致しないのだ。スイバ妙に酸っぱいような味がした記憶がすこしあるだけ、イタドリを体験、認識したのは北海道へ転勤しヤマメ釣りを教えられ川岸に生える頑丈なイタドリを藪漕ぎした事で鮮明に。言える事は呼び名が多い事は各地に生えているから「方言」が出来ている。

訂正　スカンポはイタドリ、スイバ、スカンポと共通の言葉ですがイタドリ即スカンポではありません。指摘いただきました。

遊んでよ猫身をこすり夏気配　　　枯沼