農業において昔大変な厄日とされたのが立春から数えて210日目、220日目だった。いつ頃かと言えば今年は8月31日、9月10日であった。農業で一番重要な稲の作柄に影響する台風来襲と稲の開花が同じ時期だったから。台風の正確な来週予報が無く、稲は背丈が高く台風で倒伏しやすかった。懸命な稲の品種改良により背丈の低い稲が開発され、田植えの時期を早めたため被害が少なくなったそうだ。イネは食味の改良やコンビニ弁当で冷えても美味い米の開発にまで進み、水田を見るともう色付いていたり早い所では刈り獲っている。東北地方で10月下旬の稲刈りは珍しくなっていると思う、機械化により刈り獲ったら籾が袋詰めされて出て来るようになり、早い時期の台風が影響するようになったと車窓から見て感じた。
稲黄ばみ二百十日は物語り 枯沼

0 件のコメント:
コメントを投稿