2021年5月19日水曜日

現在の日本刀

宗像神社に備前長船日本刀製作所で手掛けた日本刀一振りが奉納された記事が 宗像大社の月報にあった。餅鉄と全国各地の砂鉄を使いたたら製鉄という古来の製鉄法で玉鋼という材料の鋼を作り日本刀を作っているたたら製鉄で出来た玉鋼が刀の切れ味の良さ、地肌、刃文の模様が特徴的になるそうだ。しかし現在たたら製鉄を行える人が少なくほとんどの刀工が同じ鋼を使っているので似たような刀が出来ているそうだ。将来、刀剣の鑑定を行っても刃紋地肌が同じ刀では誰が刀工なのか分からなくなるのではなかろうかとふと思った。

来る夏を無事に過ごせる術はなに  枯沼
 

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