この近辺は戦時中養蚕を強いられたそうで思わぬところにクワが生えている。野鳥が種子を運んだものが切られずに残っている、黒く熟した果実には今年も野鳥たちが群がっていたから種子をまき散らしただろう。散歩の途中にあるクワを見たらアゲハの幼虫のようにも見えるし、カイコの祖先ともいわれるクワコに類似した幼虫を二頭見つけた。二本の並んだクワに一頭ずついた、幼齢が同じようだから同じ時期に産卵されたのだろう。僕には初見に近いので何だか判らない、ご存知の方がおいででしたらご教示ください。採取し自宅で飼育しようとも考えたが、毎日クワの葉を採りに来なければならないし、アンチ虫二人が無視しているとは考えられないのであきらめた。写真は同一個体です。
果てし蝉転がるを見て明日の我 枯沼
果てし蝉転がるを見て明日の我 枯沼
3 件のコメント:
現在の野生生物へ投稿しクワコか否か問い合わせました結果、クワコとの意見がありました。
沼さんでも初見だというくらい珍しいのでしょう。近所の桑の木でも覗いてみます。
ター様
アゲハの幼虫が鳥の糞に疑似する時期がありますが、それに似てます。
あまり力を入れてクワの葉を見て回らなかったからでしょう。
パラシュートじゃなかった落下傘を作るのに必死だったのでしょうね。
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