2019年6月10日月曜日

空也 の最中


頂いた空也の最中を久しぶりに食べ思い出した。かって働いていた研究所の新製品開発部門に対し社長がはっぱをかけに来て空也を見ろ、最中単品でさばききれないほど繁盛している。君らもあのような製品を考え出せと言った。今の空也は品数も増やしたようだが親父の使いで大久保からバスで出かけたころは、朝から客が並び売り手の鼻息が強かったような気がした。それから何回か出かけたが相変わらず並び繁盛していたが腰が低くなっていた。まだ覚えているが、その頃の僕の発想は全国の食品工場から床にこぼれたり、包装が破れたり、古くなったりした粉末製品を仕入れて昆虫を飼育しタンパク源とし動物飼料に混ぜたらだった。今なら世界中で取り組んでいるだろうが、何バカ言っていると言われた。食べた空也の最中はいつ食べても皮がパリッとし、餡の風味がぶれていなかった。


遠雷の一閃にしてや安房の峰       枯沼

3 件のコメント:

三四郎 さんのコメント...

上のコメントは削除して下さい。私の所へ書くべきものでした!💦

で、甘党に転向?😊

山爺 さんのコメント...

半世紀ほど前に一度、予約して買いに行ったことがあります。
帳場の店主、耳にイヤホン手に株新聞。客に愛想もない。
二度と行く気になれませんんでしした。

さんのコメント...

三四郎 様

 台湾時代から書き始めたブログの頂いたご意見を削除せよとは初めてで
削除場所は分かっていてもなかなか行き着きませんでした。

せっかくくださったのだから一つくらい食べなさいと圧力です。

山爺様

 僕の印象はてきぱきと客を裁くおかみさんらしき女性が記憶にあります。
店主まで気づきませんでした、日曜日に行ったからかもしれません。