2019年5月30日木曜日

今も昔も虫歯と歯槽膿漏



今日、若愛お客様を案内して久しぶりに国立科学博物館へ出かけた。修学旅行生で大賑わいだった。骨董品のような展示物を興味を引くように見せても無理、時計でも時間とは何かをやさしく解説し、時計とはいかに時間を表すようにしているか漏刻、日時計、ゼンマイの原理など、今の時計の原理を見せればよいと思うのだが古いものを並べているだけでは。中には優れたものもあるのだ。それは遺跡から出土した古代人が虫歯と歯槽膿漏に悩んでいる痕跡があり、この人はひどい歯槽膿漏で食事が出来ない状態にまで至った二十歳代の女性。現在と共通する病があることを示していた。古代の人はあまり加工されたり加熱されていない食べ物を食べていたので虫歯などは少ないと思っていた。しかし反対で食べ物滓が十分取り除けていなかったのだ。昔から人間は歯磨き、虫歯について悩んで来た事がうかがい知れ、このような解説は良かった。


  バス冷房開始に気づき頬ゆるみ       枯沼

2 件のコメント:

治 さんのコメント...

昨日の「引っ越したいけど」の「匿名さんのコメント」
は「治さんのコメント」でした。
失礼をいたしました。

さんのコメント...

治様

 どうぞお気遣いなく。
貴兄のように先祖伝来の土地をお持ち、場所が良いから人気があり
管理が大変でしょう。