ムサシノキスゲが開花

公園の南斜面にあるムサシノキスゲが開花していた。上水の淵ではいまだ開花せず、草刈りされたままだ。キスゲはオホーツク海岸のそこいらに群落がありキタキスゲをいやと云うほど見て来たけれど夏になりニッコウキスゲが咲いたなどのニュースを見ると、家から１５分も歩けば上水でムサシノキスゲやキツネノカミソリが見られることを知った。それからは、たびたび開花してないか出かけている。緑の雑草の中に濃い黄色のこの花を見ると何かほっとする。以前はコオニユリ、ヤマユリ、ムサシアブミ、ホウチャクソウ、ナルコユリなどもあったのだが盗掘で無くなってしまった。採って行った人はうまく栽培出来て拡散しているのであろうか。拡散してくれなけれなぬ住んだ意味がないだろう。自分だけが一二年見て枯らしてしまうのでは、元あった場所でそのままにしておいてくれた方が良かった。


　　　　　咲くキスゲ祖は何処からか誰植えし　　　　　　　枯沼