2018年10月27日土曜日

名月

この月は旧暦10月14日です。最近はハロウインにお株を奪われ月見をしなくなったようですね。我が家付近では縁側のある家は皆無に等しい、ススキを活けて三宝に団子、サトイモ、クリを備えるはずだが、何月が正式の月見なのか付近に農家も無くなった昨今ググってみるほかない。旧暦八月十五日が月見でサトイモを供える、団子はサトイモに見立ててらしい。土地によっては栗とか枝豆などといった農産物もあるようだ。要するに空気の澄んだ秋空に出る満月を愛でる風習に供え物として重要なコメ代替作物の一つだったサトイモを供えたのだろう。その土地土地によって風習があり、異なっているのだろうが部屋から満月が望める生活が羨ましい。満月を探しカメラを向けても誤解されない場所を探す昨今だ。

満月を中天で見るビルの街      枯沼

2 件のコメント:

治 さんのコメント...

今日の俳句は面白い。
川柳としても通用するのではないかしら。
農村の田中の一軒家なら縁側から山や林の上に登る
大きな十五夜月を愛でることができるでしょうが,
つくばでも住宅地ではそんな余裕はありません。
ビル街でなくても中天の小さな満月を
見上げることになります。

さんのコメント...

治 様

 或いは重複するかもしれません。

つくばへ数年前お邪魔した時に建て込んでいるとは思えなかったのですが、やはり空き地には
家が建てられ空が見えなくなっているのでしょうか。
陽光は差し込みますが月光が差し込む事はないでしょう。
家に縁側が無くなって久しいですが濡れ縁でもいいから欲しいですね。