今日はホオの実です、夏前に白い大きな花を咲かせるホオ、葉を昔から皿代わりにしていますし、葉に味噌を塗り焼いた朴葉みそもありますね。木は高木で写真のような実をつけます。中の種子は赤いトウモロコシを想像して頂ければ大きくは外れないでしょう。皿にしていた証拠は万葉集に いえにあらば けにもる いいを くさまくら たびにし あらば
しいのは に もる と詠まれています。地方へ行くと天ざるの天婦羅を盛られていたとか、昼飯のおかずが盛られていたなど街道沿いの飯屋で経験しました。この実をどのように食べるのか、食べられないのかも知りませんが野鳥のアオゲラのお好みのようです。
朴の実は古代の色ぞ奥ゆかし 枯沼
4 件のコメント:
岐阜県山間部では朴葉寿司が家庭料理としてよく作られるようですよ。
かつて農作業の休憩でこの葉にご飯を盛りきなこをかけた間食が良く出されました。懐かしいです。
ター 様
朴葉のお寿司も柿の葉寿司、ササの葉寿司などのように香りもあり美味しそうですね。
佐藤芳雄 様
昔は紙皿もなあかったでしょうから、農繁期の忙しいときには重宝したでしょうね。
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