夢酔独言(巻三)
2018年5月15日火曜日
梅雨前だけど
公園の観察窓の擬木の板塀、夜来の雨がまだ乾いていない。ここに余り大きくないカタツムリが這っていた。カタツムリと云えばアジサイの花とともに梅雨の生物だ、それがもう這いまわっているとは。おいおい少しばかり気が早いのでは、それとも自然界は梅雨入りの気分なのかい。君が這っているところは板塀に見えるが合成樹脂の擬木だよ、這いまわっても朽ちた材木は出てこないよ。昨日までの寒さ何処で凌いでいたのかい、ヤブヤンマはこの板の裏側の植木に停まって固まっているよ。
急な冷えヤンマ固まりて時は未だ 枯沼
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