2018年3月29日木曜日

タラの芽

 中頓別で初めてタラの芽が生えているところを見たが、すごいとげが生えていてとても素手で触れるものだはなかった。この写真のタラは植物公園のもので、多分危険だから棘をとっているのであろう。タラは山菜でもおいしいもので天ぷらにしたら美味至極だ。最近は早く食べられるようにと採取しやすいように雪の中のビニールハウス畑に枝を植え今時分には採取できるはず。他の山菜でも人工栽培で育成し販売されているものが多く、廉価で販売できるのであろう。山菜は春先の救荒食糧、山間の積雪多い気温が低く冬季何も口に入れるものが得られず、雪解けとなり野山で芽吹きを食べた。まさにこれを充てにしていたと北國の友が教えてくれたが冬を越してみると頷けた。

鶯や今年も椿笠落とし     枯沼

タラの萌え忘れず棘を備えおり  枯沼 

3 件のコメント:

ター さんのコメント...

市販品の殆どは栽培物でしょう。天然物は地元の人が狙っていますから、余所者が採取するのは結構難しかったですよ。それに余所者は根こそぎ取るから地元の人から嫌われます。(昔、渓流釣りに行ったときの記憶です)

三四郎 さんのコメント...

白馬の教え子を訪問したときに初めて触感と味を体験しました。

さんのコメント...

ター様

 時期的に間に合わないですね。
よそ者は何事でも嫌われますね、次への種を残さない、必要な分しか獲らないが鉄則だと言われました。

三四郎 様

 触感は痛かったでしょう、私は川岸で滑った時に掴まったがそうでした。
おいしいですねタラの萌え。