2018年2月5日月曜日

空き地

 今年に入り我が家周辺で廃屋状態だった空き家が壊され更地になった。廃屋と記憶のあるところもあるが以前はどのような建物だったのか記憶にない家もある。急に更地になったので、その周囲のお宅は急に環境が変わり驚いておられるだろうし、いつ放火されたりしないか心配していたのが解消しただろう。更地を細分化し地上一間三階建ての鉛筆住宅が増えるのであろう。この周辺には元農家を分譲し廃屋となりゴムシートを一面に張り付け雑草が生えるのを防いでいる更地が別に二か所ある、これは比較的古い時代に分割されたのだろう面積が大きく一軒としては現在では広過ぎ手出しができない価格なのだろう。この区は近い将来老人密集地帯になると予測されており宅地としての将来性は低いのだろう。荻窪風土記にあるように関東大震災で被災した文人墨客、大学教授のために農地を分譲、それをさらに分割している訳で最初は江戸時代に農地として幅16m縦1000mの農地分譲だったそうだ。

霜柱さくさく立ちて麦踏むか     枯沼

2 件のコメント:

三四郎 さんのコメント...

わが町も二丁目だけで約一割が空き家だそうです。その一部は、取り壊され更地になっていたり、新しい家が建築中だったりしています。わが町では最近やっと「地区計画」なるものが出来上がり、売買等で新しい家を建てる場合、一戸当たりの土地の面積が230㎡を切らないことが市条例で決まりつつあります。民泊化拒否は通りましたが、シェアハウス(老人施設)転用は住民側が折れないと市議会を通らない見込みのようです。最初の計画開始から実に15年の年月がかかりました。

さんのコメント...

三四郎 様

 我が区の一戸当たりの建築面積基準はどうなっているのでしょうか、一階に一間と玄関、炊事場くらいの
細長い小さな家屋が林立し始めていますが将来子供が出来たり大きくなったらどうするのでしょうか。
今日も別のお宅を壊す準備をしています,一軒を4,5日で更地にするのですから。