大仙厓展を見た
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| 老人六歌仙画賛絵葉書 |
美術館の開館50周年記念と銘を打ち福岡市美術館、九州大学文学部、出光美術館所蔵の仙厓僧都の禅画が一挙公開されたので見に行った。仙厓和尚はユーモアの持ち主、俺の庵は雪隠か、なぜなれば多くの人が何か描けと紙をおいて行く、溜まり溜まってまるで雪隠だ。或いはお茶を掬う竹の匙を一本描き、これぞ匙加減などなど。禅の心を分かりやすく説いていた。師が描いた絵なくして絵の心を説明しにくいので絵葉書を一枚求めた、題して老人六歌仙。年をとると目が悪くなり髪が薄くなり、寂しがり欲深になり、くどくど同じことを繰り返す、それ人で人が嫌がるようになると六人の老人を描いたものだが、まさしくそうなって来ている。軽妙洒脱にピンポイントで人の真理をついている、感心した数時間だった。
鴫立ちて陽は中天に月は未だ 枯沼
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