2016年8月10日水曜日

チョウトンボ


今時分、池の周りをひらひらと翅を動かしきらきらと金属光沢の反射が見られる身体が真っ黒なチョウトンボ。4枚ある羽根の前の二枚が少し短いように見える。補虫網で捕獲し展翅してみれば良く分かるが。このトンボ快晴の真昼、太陽が真上から照り付ける時刻の翅は凄く美しい。玉虫厨子の玉虫とは異なった金属光沢の反射が角度により異なる鏡の美しさ。昨日浜田山の公園の池で見ていたら池などの管理をしているボランティア団体の若者がトンボの専門家でチョウトンボの羽は紫外線を反射するから青が美しい、最近発見された事実だと教えてくれた。飛翔しているところの翅の角度が変わるたびに光る青色の濃淡は伊藤若冲でも描き切れなかっただろう、写真でも正確に写し切れていないと思う。もしかして高級なカメラとレンズだったら別かな。この時期に水辺に多くのトンボが集まるから異性にアピールするには紫外線を選択的に反射する方法を選んだのか。


モジュールが光り飛ぶ池チョウトンボ       枯沼


6 件のコメント:

三四郎 さんのコメント...

初めて見ました。きれいですねぇ!元画像のままメールで送ってくれませんか?

征郎 さんのコメント...

こんなの、よく見つけて撮れますね。
浜田山辺りにもいるんですね。

さんのコメント...

征郎 様

 そうですね、ここにたまたま二頭いました。練馬のトンボで有名な池では
一ダースはいると思われます。

さんのコメント...

三四郎様

 直送いたしました。

ター さんのコメント...

昔懐かしいトンボですね。
興味ついでにググってみたら、日本のチョウトンボのハネの黒い部分は紫外線を反射しないという記事を見つけました。ご参考に。http://www.zennokyo.co.jp/table/table_042.html
刑事ものを読みすぎて、ウラを取る習慣が付いちゃったのかなぁ?(ボリ、ボリ)
悪気はありませんので悪しからず。

さんのコメント...

ター 様

 今度池へ行き若者が来ていたら、最近とはいつ頃の発表か発表者、学会名など
聞いて見ます。
 いつもいつもご親切感謝しております。