2016年7月5日火曜日

散り際


クチナシは開花した時の純白がきれいな白だ、バラの白、菊の白などは何は種々の白い色がある。しおれて来ると白色を保ちながら花弁が崩れて抜けたり縮んだりしている。それに反してクチナシは開花したときのあの美しい色を忘れたかのように汚くなる。時間が経つほど黄ばみが濃くなり崩れて落ちるか朽ちる。花は全て開花したらぱらっと散り際をよく見せるべし、勝手な僕の意見。


鉄漿や日陰行脚の絽の衣   枯沼


6 件のコメント:

山爺 さんのコメント...

人も生まれた時は無垢できれいだけど、朽ち果てるころとなると醜さくなるのと同じだと心得ていますが・・・。

三四郎 さんのコメント...

羽が透き通ってるのですか、オハグロは? 

この花、枯れてしまうと顎はどうなるのやろ???

さんのコメント...

山爺様

 さすがですね。なかなかそう思えない方が多く化粧品など大儲けですね。

三四郎 様

 無学の境地に入ります。これは煩悩を断ち尽して、もはや学ぶ必要のない境地。
  そういう境地になるといいですね。

三四郎 さんのコメント...

単なる「雑俳」なのに・・・このレスの分かりにくいことパーンチ o(^_-)O

さんのコメント...

三四郎 様

 無鍔と言われたので無学と思った次第。

三四郎 さんのコメント...

成る程、顎もなくなり無顎で無学かぁ‥これに思い至らぬ反応の鈍さ、否、劣化に愕然!