2015年11月8日日曜日

これキノコかな



神田上水の桜並木は一部かなり老朽し樹勢がなくなりつつある樹木が並んでいる。よく見ていくと種々のキノコ、粘菌が表皮に付着して、いや寄生しているのだろう。この白い塊を拡大して見ると細かい穴が沢山開いていた。成熟したら胞子を飛ばすところか、或いは生育している途中で生成したガスを放出したのだろうか、空想は幾らでも出来るが役に立つものは無いだろう。脇に生えていたコケを撮り拡大したら普通の草のように見えた、拡大しなければソメイヨシノの樹皮のコケとしか見えないのだが、見方を変えると違う。樹木も弱ってくると苔が生えて勢いをそがれて来る、人間も同じか。

枯葉さえ老木になし残るは徳だ    枯沼


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